LCC体験記
新幹線や電車にはそれなりに慣れているのだが、飛行機というやつはあまり乗らない。
はじめて乗ったのは19歳の時で、デルタ航空で太平洋と北米大陸を渡った。カウントすると、デルタ航空に乗った回数が一番多い。
あとは、ANAとJALもそれぞれ1往復ずつだが乗ったことがあるぐらいだろうか。
今回、私はバニラエアで成田空港から新千歳空港へ飛んでみたので、思ったことを書いていきたい。
成田空港第三ターミナルについて
成田空港でLCCの発着を行っているのが第三ターミナルだが、鉄道で行くと第二ターミナル駅が最寄りで、そこから700mぐらいの移動を強いられる。
一応、移動手段としてはバス(3~7分間隔)と徒歩があるのだが、正直、荷物があまり重くなければ徒歩でも良い気がする。最初に旅行会社で「歩いて行く」と聞いた時にはどこを歩かされるのだろうと思ったのだが、屋根はついているし、途中に自動販売機やベンチも用意されているからである。
一方、ターミナルそのものは殺風景極まりない。東京観光のために訪れた人がターミナルでお土産を買おうというというのなら、先に用意しておいた方がいいかもしれない。
ちなみに新千歳空港は国内線は一緒くたなので、お土産が買えないという心配はいらない。
機内
ご存知の通り、機内サービスはない(有料で購入することになる)。だが、寝落ちして機内食を食べ損ねたりする私からすると、少なくとも成田-新千歳間ぐらいの短時間フライトなら、それほど必要ないのではないかと思った。心配なら持ち込めば良いし。
ただ、機内が狭いというのは真面目な話で、特に膝が窮屈である。小柄であればそれほど問題でもないが、見るからに窮屈そうな男性陣も多々見受けられた。大柄な場合、特に長距離のフライトは考えた方が良いかもしれない。
ちなみに音楽を聴いたり映画を観たりすることもできないので、寝落ちするか何かしらの暇つぶしを用意した方が良いように思う。
まとめ: 旅慣れている人なら十分に選択肢としてアリ
今回、私がLCCを選んだのは、資金的な問題と、成田空港も新千歳空港も過去利用したことがあるからである。
飛行機を単なる移動手段として考えられるのであればLCCというのも選択肢として入ってくるのではないだろうか。
ちなみに。
着陸は、これまで乗った飛行機の中で一番うまかったように思う。